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「拉致は日朝間で解決してくれ」・・・・・米大使館、本国の意向を通達

在日米国大使館のジョーダン一等書記官は、拉致被害者家族会と支援団体・救う会メンバーらに、米国の北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除をめぐり「拉致問題は日朝の二国間問題」と述べた。

米国の対「北」融和路線は昨年3月のベルリン秘密会談を契機に本格化していった。

それは泥沼化する中東を解決するためには、「第2戦線を作るべきでない」とするブッシュと国務省サイドの強い意向が反映されたものだ。北朝鮮の核封じ込めと核の中東への拡散防止が米国益の至上命題であって、日本が主張する「拉致問題」は米にとっては、あくまで副次的な範疇でしかないことは、アメリカの国益上の観点からすれば当然の帰結ではないか。一体、なにゆえにアメリカが国益の観点を曲げてまで日本のために骨を折る必要があるのか。至極当然の帰結であろう。

問われるべきは、これまで一貫して主張してやまなかった、日本当局の硬直した外交音痴ぶりに、あるのではないのか。

「拉致の解決なくして日朝交渉はありえない」とか「北朝鮮に対する経済制裁の発動」一本槍で、貴重な時間の浪費を費やしてきた、日本当局の未熟・幼稚な外交が問題となっていることだ。それに気づかず「アメリカが日本を見捨てるわけがない」との没主体性的な泣きごとを言いだす始末。

今こそ、日本は自主的かつ主体的な「外交戦略」を確立し、これまでのような対米依存型から脱却してアジア外交を展開してゆかねば、国際社会において追い手きぼりになるだけだ。

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