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映画「YASUKUNI」喧噪は裏がありそうとの噂 

4/15付の「日刊ゲンダイ」に毎週月曜日、斎藤貴男氏のコラム「二極化・格差社会の真相」の欄がある。たまたま、それに、眼を通して見ると、『YASUKUNI』騒動の[背後に見え隠れする底知れぬ闇]と題した記事が掲載されている。

斎藤氏の文言を引用してみよう。「背後に何か巨大な__戦争というものに批判的か、でなくとも戦争を遂行しょうとする政府に無条件で服従しない思想や言論の一切を許さない__意志が明確に存在するのではないか」と指摘しているのだ。

斎藤氏はさらに、その「背後」にいる正体らしき者として、3つのグループを挙げ、第1、中曽根、阿倍、麻生、中川を、第2、財界、第3にアメリカ軍産複合体をあげている。

確かに、私もその影は感じるときがある。過去の例を取り上げるならば、戦後直後の下山・三鷹・松川3大ミステリー事件だ。この事件は日共とその影響下にあった産別会議を狙い撃ちした占領軍の謀略との噂が優勢だ。

確か松本清張の「日本の黒い霧」にも謀略説が記述してあった。それが本当だとすると占領軍は3段階に分けて謀略を計画していたことになる。結果的には三つの事件によって一気に戦後革命運動がしぼんでしまった。そればかりか、翌年6月には「朝鮮戦争」が始まり、日共は占領軍によって追放される。

さて、「YASUKUNI」喧噪だが、最初の動きは昨年12月、「新潮」に載った助成金うんぬんの記事から始まり第2の局面では、例の稲田、有村たちの右翼議員グループによる「事前検閲(試写)」これが3月12日だ。その頃から右翼による脅迫・抗議がひどくなっていった。そして映画館側は「自粛」に追い込まれていく。

しかし、新聞などメディアによる「表現の自由を守れ」キャンペーンの結果、中止予定だった映画館が続々上映に踏み切り出すと、同時に映画に登場している刀匠による「削除要求」が降ってわいたように出てくる。この話、有村議員による刀匠説得が当たり、制作側・監督は困惑という状況が現地点のとらえ方だ。

こうしてみると、謀略説と単なる2人の女性右翼議員による跳ね上がりなのか、今は何とも言えない。

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