藤圭子演歌の星 1 藤圭子今日は藤圭子を取り上げたい。
「演歌の星を背負った宿命の少女」のキャッチフレーズで、毎夜、新宿歌舞伎町のネオン街で新曲キャンペーンに励んでいた”
藤圭子を私はよく見かけたものだ。歌っていた曲は「
新宿の女」だったと思う。
絞り出すようなかすれた声と、無口で暗い表情が「怨歌」のムードを醸し出し、見る者をとらえてやまなかった。
石坂まさおが作詞・作曲して「薄幸の少女」の藤圭子のバックアップをおこなう。石坂は、ふと思っていた。「恵まれない境遇の、この子を何としてでもヒットさせてあげたい」と。
「新宿の女」は大ヒット、さっそく日活が映画「盛り場流し歌・新宿の女」を制作、その主題歌に「新宿の女」を挿入する。
石坂まさおはヒットした「新宿の女」に続いて、「圭子の夢は夜ひらく」を発表する。
怨念・憎しみ・暗いムードが藤圭子を包み込む、その歌はたちまち大ヒット。
まさに怨歌の星そのものでした。
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