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今日は吉永小百合の「寒い朝」を取り上げてみたい。
作曲は吉田正である。吉田氏は戦後、ソ連軍の捕虜となってシベリアで強制労働を強いらせられることになる。
寒い朝を作曲するとき、シベリアの寒さを思い出しながら曲を書いたと言われている。

吉永小百合とマヒナスターズとのデイュエットで青春歌謡として歌われ大ヒットした。
八代亜紀


今回の演歌の星は八代亜紀である。

八代亜紀は熊本県八代市出身。芸名は出身地名から付けた。

彼女はクラブ歌手を経てデビューするのだが、中々、ヒット曲に恵まれず下積み生活が4年ほど続いた。

そして、1973年2月に発売された、「なみだ恋」がヒット。これによって八代亜紀はスターダムを走ることになっていった。以後、「舟唄」とその後に発売された「雨の慕情」で日本レコード大賞に輝くのであった。
八代亜紀は、押しも押されぬ女流歌手のトップスターの地位を固めた。

彼女の曲調は一口で表現するならば、「艶歌」と云えよう。丁度、盛り場おんなの哀切と情念が醸(かも)し出すと言ってもいいだろう。

演歌の星

藤圭子藤圭子

演歌の星 1 藤圭子

今日は藤圭子を取り上げたい。

「演歌の星を背負った宿命の少女」のキャッチフレーズで、毎夜、新宿歌舞伎町のネオン街で新曲キャンペーンに励んでいた”藤圭子を私はよく見かけたものだ。歌っていた曲は「新宿の女」だったと思う。

絞り出すようなかすれた声と、無口で暗い表情が「怨歌」のムードを醸し出し、見る者をとらえてやまなかった。
石坂まさおが作詞・作曲して「薄幸の少女」の藤圭子のバックアップをおこなう。石坂は、ふと思っていた。「恵まれない境遇の、この子を何としてでもヒットさせてあげたい」と。

「新宿の女」は大ヒット、さっそく日活が映画「盛り場流し歌・新宿の女」を制作、その主題歌に「新宿の女」を挿入する。

石坂まさおはヒットした「新宿の女」に続いて、「圭子の夢は夜ひらく」を発表する。
怨念・憎しみ・暗いムードが藤圭子を包み込む、その歌はたちまち大ヒット。

まさに怨歌の星そのものでした。

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